「うんざり」は全てを終わらせる
タロット読み師、タロットイラストレータのアドリアーナです。
異性・同性にかかわらず、おつきあいにおいて関係が終わりやすいのが、
どちらかが相手にうんざりしてしまう
ということでしょう。
「いつも気が利かない」
「イヤなことばかり言われる」
「お金がない」
「自分の好みの雰囲気ではない」
などといった具体的なことはあまり問題ではありません。
例えば、
『お金がなくても、少しでも状況を変えようと稼ぐ努力が見てとれる』
ならば、きっと応援されるでしょうね。
それよりも、あまり良いとは言えない状況や態度を「微塵も変えない」「ひたすら一辺倒」「同じパターンもはや12000回目」などを相手にもたらしてしまうのが最悪です。
でも、そういった人は、
プライドが高過ぎて柔軟になれない
自分に自信がないので変わることもできない
とにかく、「自分」を相手に押し付けるしか能がない。
努力して表現方法を変えてみるとか、人からこっちの方が似合うよと言われた服を素直に着てみるとか、そういう変化を見せてくれる人というのは、スタートが少々マイナスでも評価されるものです。成長・変化・改善・時には堕落、いろんな組み合わせがあっていいのです。
人は、1万回スイッチを押しても電源が入らないパソコンは、「壊れた」「使えない」ものとして修理または買い替えするでしょう。そんなに動かないものをずっと机の上に乗せておくなんてスペースの無駄です。
スペースの無駄!
1ミリも形が変わらないクリスマスの造花がそこにあったなら、新年には全取っ替えしたくなるでしょう。生きている植物は日々いろんな姿を見せてくれるから可愛いのです。
日本には素晴らしい四季がある!
人の態度も同じです。
急に誰かから疎遠にされた、急に振られた、と被害者っぽく思っていませんか?
そこに至るまで、お相手はきっと何万回も「うんざり」して、アラームを鳴らしていたはずですよ?
自分にとって、縁が切れてもいい人にするなら構いませんが、大切な人にこれをやってしまう人は、どんどん無限の蟻地獄にはまって、抜け出られなくなります。なぜなら、そのような人は自分の石のような態度を反省するなんて1秒もなくて、相手の悪いところを探し、「やっぱりあいつはああだから、こうだから」と全部人のせいにします。
これを繰り返すと、固い固いトゲトゲ岩になって、周囲を傷つけながら自分の存在を過大誇示するだけの全く意味のない物質に成り果てます。
他責思考の人というのは、だいたい頑固で変化を好みません。根っこを作って「何かの養分」を吸い上げておかないと自信が持てないから、えらい丈夫で動かない根っこを持っています。そして、その吸い上げるものは、これまで甘えてきたお相手がもたらしてくれる優しさや、声かけでしょうね。自分が散々吸い上げておいて、相手が悪い!という考え方は、努力を何もせず、「なぜこんな風に産んだんだ!」と母親をなじるダメ子供の図式です。
あなたの優しい思いやりや気力・体力は、ちゃんと変化しようという反応が見える「生きている人」に差し上げてください。そして変な根っこに完全に吸い取られる前に、離れましょう。
あなたの今の人間関係、どっち!?
タロットで鑑定いたします。
ーStella Maris Adriana
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