占い師の生計 2021/11/04

タロット読み師のアドリアーナです。

「プライベートブログ」ということで、少しアドリアーナの裏側もお話ししてみたいと思います。

占い師ってどうやって生きてるの？

占いだけで生計が立てられるの？

そういった疑問は皆様口に出さずとも、お有りだろうなあと思います。このあたりについては、自分自身何もやましいことがない（笑）のでここで書いてみますね。

結論から申し上げますと、既に15年、自営のみで生きております。私は現在、東京と大阪に２店舗持ってタロット占い鑑定とタロット学院を運営していますが、この店舗運営は８年前からです。そして15年前に自身の企画制作会社を設立し法人として現在も稼働中です。

自身の企画制作会社では主に企業・官公庁の『オリジナルイベント』のプランニング＆プロデュースを業務としています。大手クライアント、広告代理店とやりとりをさせていただくBtoBのお仕事で、内容としてはクライアント（企業や官公庁）のご要望に応じたイベントの企画立案、予算見積もり、施工デザインや人員手配関連、マニュアルやステージ台本などの制作、当日のステージ演出や運営周りなど、「イベント」に関する全てのことをプロデュースしています。具体的には企業の「新製品発表会」「新CM発表会」「プロモーションイベント」などを手がけることが多く、たくさんの社長様、政治家、有名人、芸能人、皇室の方々も登場される中、それらの裏側であらゆることを手がけるお仕事です。

関わる業種も様々です。自動車メーカー、航空、製薬、化粧品、食品、スポーツ、ゲーム、商業施設、官公庁など、それらの商品やサービスにも詳しくなりますし、仕事のご依頼から完成までが大体３ヶ月ほどのサイクルですので関わる会社や人、場所などもどんどん変わっていきます。同時に複数案件を並行させていくこともしょっちゅうです。このため、すぐに周囲と馴染める自分アップデート力が高くないとつらい仕事かもしれません。また、修正やダメ出しにもくじけず受け入れたりアレンジする柔軟性、音楽やデザインとの親和性、体力とともにITスキルも高めに必要ですが、最初から全部できていたことではなく「やりながら」実戦で学んできたことがほとんどです。

これらの仕事を長く続けてきた中で、自分自身でBtoCの仕事を作りたかったのがお店を持った理由です。学生時代に南フランスのマルセイユ近くの都市に留学した経験から「マルセイユタロット」を手に取ったのがタロット占い師としての起点です。少しづつ店舗での営業を重ね、当店を訪れてくださるお客様のお力をお貸しいただきながら、運営に関する試行錯誤をしてきました。それらはもちろん、これまでの企業勤務や自身の企画制作会社での経験をふんだんに盛り込んでいることは言うまでもなく、「どんな経験も決して無駄にならない」「生かすも殺すも自分次第」と言うことを痛感しています。

今では、「三軒茶屋　占い」と検索すれば、当店がかなり上位に出てくるのではないでしょうか。これは、今までの仕事で得た経験や知識を信じて、ひとりで地道に作り上げてきた結果だと思います。しかし私ひとりの実力ではなく、過去一緒に働いた同僚や教わった先輩、お仕事を下さった企業様から授かったものです。授かり積み重ねてきたものを、タロット占いを通してどなたかに少しでも還元・サイクルできればそれがアドリアーナの本望です。

また、BtoCの業務として、占い師以外にプロモーションなどの企画・制作・アドバイザリーも個人名義で承っています。具体的にはホームページや印刷物作成、経営や運営のアドバイス、イベントなどのお手伝いです。この辺りは本職中の本職ですので、もしできることがありましたらぜひお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

今日は占い師の生計ということで、アドリアーナが実は占いだけでなくさらに長く会社経営・そこでの実働をしていることをお伝えさせていただきました。霊感霊視等やスピリチュアルに偏った占い師ではないことを日々強調しておりますのは、そちら系の期待を持っていらっしゃる方には肩透かしかもしれない、という意味でお知らせしております。

ご自身にとって「相性が良い」と感じる占い師が一番ですので、アドリアーナに限らずぜひいろんな占い師さんと会ってみてくださいね。

（Stella Maris Adriana）

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