奈良博三昧(奈良国立博物館)2021/08/25
タロット読み師のアドリアーナです。
東京と関西の2拠点生活での良いところはやはり、関西の本場の文化史跡に簡単に接することができるのも筆頭に挙げられます。そして大阪や神戸から、京都・奈良は電車一本で簡単に行けますというかみなさん普通に通勤圏です。
本日は午前中に西天満店での鑑定を終えて、その足ですぐに奈良へ向かいました。
私はタロット占い師ですが、星占いや易も行なっています。そうすると、西洋のものだけでなく当然日本のいにしえにも触れたくなります。「いにしえ」といった部分は、京都ではなく、奈良が本場です。華やかな文化をアレンジして広めた京都、それに対し、奈良は大陸からの文化を日本に落ち着かせた最も基礎部分。とてもストイック、かつロマンに溢れた奈良の白鳳・天平文化が私は大好きです。
近鉄奈良駅を降り、広大な奈良公園の鹿を愛でながら歩くこと約10分、まずは興福寺の五重塔がお目見えします。
この五重塔の圧巻具合は、写真では伝わりませんね。
黒っぽく、とても高くて重圧感と威厳のある建造物です。
国立奈良博物館を略して『奈良博』と言うのですが、今回は『奈良博三昧』という大規模な企画展です。
もう私などの説明では何も言いようがないほど重要なものばかりです。
こういうものは実際にご覧いただくのが一番ですが、奈良博も例に漏れず広い、展示物が多い、で「博物館疲労」を起こす可能性が大きいです。体調を万全に、動きやすい服装とシューズをチョイス、荷物は重ければ入口のコインロッカーに預け、空腹や満腹、睡眠不足では行かない方が良いでしょう。
私も多少、あまりの暑さと目の疲労で頭がクラクラしましたが、帰り道の猿沢池前のスターバックスで甘いフラペチーノを摂取して糖分と冷気を補いました。
タロット占い師の学校をやらせてもらっていますが、生徒さんたちにお伝えしていることとしてはやはり「タロットカードだけを見るのではなく様々な知識や経験をすること」です。歴史文化の学びや、音楽や映画、演劇など情操的なもの、それらのインプットとアウトプットをバランスよく行えば、目の前のクライアントにタロットから何をお伝えしていくか、表現力を広げていくことができるでしょう。
私も今回の奈良博三昧で何を得て、何を表現できるか、すぐにはわからないと思いますがきっと今後の活動に素晴らしい彩と深みを与えてくれるものと信じています。いにしえの先人たちのことを思いながら、脈々と続く人間の感情や行動、それらをタロットを通してお伝えして行きたいです。
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