梨本神社(萩の宮)2021/09/27
アドリアーナです。
この日も京都、今出川方面に出張鑑定がありましたので季節にふさわしい場所に立ち寄ってきました。
「萩の宮」とも呼ばれる梨木(なしのき)神社です。
京都御所のすぐ東側にある神社ですが、鳥居のある参道口からすでに萩でわさっと覆われていて、入り口を見落としそうになるぐらいの萩の量。
紫の他に白い萩もきれいでした。
光が眩しすぎてiPhone12のカメラスペックでも小さな白い萩はアップでしか写りません。大輪のバラや菊とは正反対の侘び寂びな植物です。
萩の花は万葉集などの和歌にもたくさん歌われてきた歴史のある花です。
萩とフジバカマ(秋の七草)
短冊にはお願いや和歌が書かれています。
儚い萩の花も、古来から再生・復活の象徴のような存在で和歌に詠まれてきました。秋が深まり、寂しく枯れていくその後に大きく盛り返してくるイメージがあるようです。
(StellaMaris Adriana)
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